四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月1日発表)

タカトリ(6338)

精密切断加工機や液晶・半導体業界向け製造装置を手がけるタカトリ(6338)が5連騰した。朝方から値付かずの展開となっており、午後0時50分時点、制限値幅上限の前日比300円(20.0%)高の1799円ストップ高買い気配で推移している。5月31日のパワー半導体向けSiC(炭化ケイ素)材料切断加工装置の大口受注を海外企業から獲得したと発表し、買い材料視された。

トリケミカル研究所(4369)

先端半導体製造に必要な化学材料を多品種少量生産しているトリケミカル研究所(4369)が大幅反発した。午後0時30分時点、前日比144円(5.6%)高の2719円で推移している。一時は2858円まで上伸した。5月31日に2023年1月期第1四半期(22年2~4月)の業績を発表し、好感された。

トヨタ自動車(7203)

トヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)、日産自動車(7201)、SUBARU(7270)など自動車株がそろって上昇。SUBARUは3日続伸して1月12日につけた年初来高値を更新し、午前9時31分時点では前日比83円(3.7%)高の2310.5円で取引されている。