半導体が相場を下支え 円高逆風の中で日経平均は小幅続伸
2026/1/28 14:20
「三役好転」で強気転換!上昇期待高まる電子機器株と高値更新狙うホテル株

AI・半導体関連株の調整が一巡しつつあるなか、これまで売り込まれてきた電子機器株に再び資金が向かう展開が期待されている。6月下旬以降、AI・半導体関連の一角では大幅な株価調整が進んだ一方、7月末からはリバウンドの動きも強まっており、需給面では底入れを探る段階に入ったとの見方がある。実際、AI関連株の調整一巡を受けて電子部品株にも買い戻しが入っており、今後は業績の裏付けを持つ銘柄への選別が重要になりそうだ。
電子機器関連で注目したいのが日本電子(6951)だ。電子顕微鏡や分析機器など高度な計測・分析装置を手掛け、半導体、研究開発、医療など幅広い分野に顧客基盤を持つ。AI・半導体の高性能化が進めば、製造工程や研究開発で求められる検査・分析の高度化も進みやすく、単純な半導体製造装置とは異なる角度から設備投資拡大を取り込める点が強みとなる。足元の株価も強含みで推移しており、テクニカル面での上向き転換が続けば、投資家の関心を集めやすい銘柄だ。
電子部品では村田製作所(6981)が引き続き本命格となる。主力の積層セラミックコンデンサ(MLCC)はAIサーバーの高性能化によって搭載数が大幅に増える傾向があり、生成AI向けデータセンター投資が続く限り、中長期の需要拡大が期待できる。7月末には米AI関連株の上昇を背景に株価がストップ高となる場面もあり、調整後のリバウンド候補として市場の注目度は高い。
メイコー(6787)もAI・データセンター投資の波及を受ける電子機器株として見逃せない。高密度・高多層のプリント配線板を手掛け、電子機器の高性能化や車載分野の電装化に対応する。AIサーバーの高性能化では、半導体そのものだけでなく、それを搭載する基板や電源、放熱部材など周辺部品の高度化が不可欠であり、電子回路基板メーカーにも成長余地が広がっている。
太陽誘電(6976)も調整後の反発候補として注視したい。MLCCを中心とする電子部品メーカーで、AIサーバーや通信機器向けの需要拡大が中長期の材料となる。株価は高値から大きく調整した経緯があるため、今後は単なるテーマ性よりも、需要回復と利益成長が確認できるかが本格反転の条件となる。
ホテル株にも資金シフトの余地がある。AI・半導体株が高値圏で利益確定売りに押される局面では、インバウンドや宿泊単価上昇を背景とする内需・観光関連株が新たな受け皿となりやすい。JR西日本(9021)など鉄道・ホテル事業を持つ企業では、訪日客需要やホテルの客室単価上昇が収益を支える。JR西日本の国内ホテル事業では2027年3月期のRevPARを前期比5.2%増、保有・リースホテルでは6.2%増と見込んでおり、宿泊需要の強さが確認できる。
ホテル専業・運営関連では京都ホテル(9723)も業績改善が続く。2026年3月期はインバウンド需要や大型宴会の受注を取り込み、売上高97.72億円、営業利益11.08億円と増収増益を確保した。ホテル株は訪日客数だけでなく、客室単価、稼働率、宴会・レストラン収入を合わせて見る必要があり、収益改善が続く企業では株価の上値余地が残る。
リソルホールディングス(5261)では2026年3月期のホテル運営事業が好調で、売上高は前期比10.4%増、経常利益は30.3%増となった。インバウンド需要を取り込み、客室単価と稼働率がともに改善している点は注目材料だ。AI・半導体関連株から内需・観光関連株へ資金が循環する展開となれば、こうしたホテル株が物色対象として浮上する可能性がある。
現在の東京市場では、日経平均やTOPIXが高値圏にある一方、すべての銘柄が同じように買われているわけではない。AI・半導体関連株の一部ではすでに調整が進んでおり、今後は株価位置と業績の両方から出遅れ銘柄を探す展開が重要になる。特に一目均衡表の「三役好転」は、転換線が基準線を上回り、株価が雲を上抜けるなど複数の強気条件が重なるため、需給改善を確認する一つの目安となる。実際、7月にも三役好転銘柄が多数出現している。
電子機器株では、日本電子(6951)、村田製作所(6981)、メイコー(6787)、太陽誘電(6976)など、AI・半導体の設備投資拡大を周辺から取り込める企業に注目したい。ホテル株ではJR西日本(9021)、京都ホテル(9723)、リソルホールディングス(5261)など、宿泊単価と稼働率の上昇を利益成長につなげられる企業が有力候補となる。
AI・半導体相場が完全に終わったわけではない。むしろ調整を経たことで、次の物色では「AIそのもの」から「AIを支える電子機器・電子部品」、さらに「AI相場から取り残された内需・観光株」へと資金の流れが広がる可能性がある。テクニカル面で三役好転や上げ転換が確認され、なおかつ業績の裏付けを持つ銘柄なら、戻り相場の中心へ浮上する余地は大きい。
特にホテル関連は、訪日需要の高止まりと宿泊単価の上昇が続けば、これまでの「コロナ後の回復株」から「構造的な高収益内需株」へ評価軸が変わる可能性がある。AI・半導体株の次に市場の資金がどこへ向かうのか――その答えとして、強気シグナルが点灯した電子機器株と、上場来高値を視野に入れるホテル株の動向を追いたい。
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2026/2/27 18:33
| 銘柄 | 前日比 |
|---|---|
| 18848 レオパレス21 | +14.47% |
| 27203 トヨタ自動車 | -0.13% |
| 34502 武田薬品工業 | +1.92% |
| 42612 かどや製油 | +15.75% |
| 55016 JX金属 | +1.02% |
2026/9/16 16:35
2026/9/4 16:30
2026/8/23 10:30
2026/8/16 11:21
2026/7/23 19:20
| 銘柄 | 利回り |
|---|---|
| 13659 ネクソン | 14.95% |
| 28975 いちごオフィスリート | 12.26% |
| 36191 エアトリ | 9.76% |
| 49284 カナディアン・ソーラ | 8.25% |
| 59285 東京インフラ・エネル | 7.37% |
| 銘柄 | 株価 |
|---|---|
| 13823 | 53(15:30) +21(+65.63%) |
| 25131 | 213(15:30) +50(+30.67%) |
| 37689 | 422(15:30) +80(+23.39%) |
| 43787 | 486(15:30) +80(+19.70%) |
| 54933 | 1,681(15:30) +237(+16.41%) |
| 銘柄 | 株価 |
|---|---|
| 14576 | 69(15:30) -18(-20.69%) |
| 23441 | 2,195(15:30) -500(-18.55%) |
| 33195 | 497(15:30) -100(-16.75%) |
| 45380 | 1,346(15:30) -264(-16.40%) |
| 54446 | 760(15:30) -148(-16.30%) |
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